続100名城の37城目は福岡県の水城(みずき)。11月末の3連休に有給を加えて、4日間11城の城巡り旅行、初日の大野城からの2城目。アクセスは電車なら、JR水城駅から徒歩ですぐ。車も、駐車場が2箇所あるのでラクチンに登城可能だ。
登城日は2018年11月23日。大野城から30分くらいで到着。第2駐車場に止め、登城。城と言うよりは、「土塁、防御壁」であることを念頭に行かれると良い。まずは、「水城館」という土塁の下に作られたガイダンス施設に行き、スタンプを押印、ビデオを視聴するのが良いであろう。バッジもくれるので記念になって有難い。

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水城は、663年の白村江の戦いで、唐・新羅の連合軍に日本が敗れた後、侵攻に備えて、664年に大和朝廷が大野城や基肄城とともに築いたものである。多分、ガイダンス施設でもらったパンフレットの配置図が分かり易いであろう。
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大宰府を中心に、南北に大野城と基肄城を配置、大宰府への入口に水城を作った。水城には東西に門があったとされ、東門跡があり、門柱の穴が残っている。
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水城は長さ1.2Km、幅80m、高さ10mの土塁とその内外に水濠があった。現地でそのイメージをわかすには、3つある。一つ目が展望台から見ることである。写真中央から右が土塁である。私有地らしいが。
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二つ目は、道路を渡り、まじかで見ること。
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近いと、イマイチ、分かりずらい。3つ目。多分、第2駐車場からの眺望が最も分かり易い気がする。いずれにしても、木々に覆われているので、普通はわからないであろう。
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水城は、大宰府への入口の関所としての役割もあった。往来の場所としても有名で、万葉集にある大伴旅人と児島の離別の歌は水城館の広場に歌碑となっている。その意味は現地にて、ご確認頂きたい。
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水城は館でビデオを見て、周囲を散策しても30分程度。若しくは、もっと短時間でも可能と思う。まあ、こんな続100名城もあっても良いのではないか?といったところ。
この後、この日最後の基肄城(きいじょう)へ向かう。災害で大変だった場所のようであるが、果たして。。。。
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