続100名城の77城目は徳島県の勝瑞城(しょうずいじょう)。別名は阿波屋形、下屋形、勝瑞屋形。アクセスは電車はJR勝瑞駅から徒歩10分。車は、勝瑞城館跡の中に無料の広い駐車場有り。
登城日は2019年4月13日。3日間で大阪と四国の100名城&続100名城を巡る旅の2日日の3城目。徳島城一宮城と訪問後、途中、徳島ラーメンの昼食を挟んで車で1時間半ほどで到着。まずは、城址近くにある武田石油さんで満タン給油に、スタンプをゲット。館跡の駐車場から登城開始。ここは、勝瑞館跡勝瑞城跡の2箇所に分かれている点に注意が必要、まずは館跡から。
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第一印象は、街中にあるだだっ広い空き地みたいで、ここに大きなスーパーでも作るのではないか?とも思わせる。現地では親切な説明版や、こういったアニメものもあり、頑張っている点に感心。
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勝瑞館の建設時期は定かでは無い。ここには室町時代に阿波守護の細川氏の守護所が置かれていたとされ、戦国時代に阿波を支配した三好氏の居館跡と推定されている。発掘調査により、当時の建物の礎石跡と水堀の跡が確認されている。
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これは城内の区画の溝跡。この時点ではまだ発掘調査中であることもあるのか、城内の説明版にはその様子が記載されている。

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枯山水庭園という庭園跡も発掘されている。庭園のすぐそばには建物跡も確認されており、この庭園を眺めるためのものであったのではないかと考えられている。
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館跡としては、結構、広大な敷地。だが、あまり、復元物がないので、今後に期待と言ったところ。
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大きな通りを渡った方に、勝瑞城跡があるが、現在は見性寺(けんしょうじ)の境内になっている。城は土佐の長曾我部氏の侵攻に備えるために築城されたとされる。1582年に長曾我部氏により落城、1585年に豊臣秀吉の配下の蜂須賀氏が入ると、一宮城と同様に衰退して行く。境内には、三好氏の盛衰を記した勝瑞義家の碑がある。
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城内で僅かに現存している土塁。当時はこの周囲が大規模な土塁で囲われていたとのこと。
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勝瑞城は正直なところ、15分程度もあれば、十分かと思うが、発掘場所には丁寧な説明版もあるので、それをじっくりと読むのが良いと思う。まだ、発掘継続中なので、今後の結果に期待したいと思う。
これで、この日は終了。徳島から、一気に高知へ向かう。勿論、翌日は高知城からだ。
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