サラリーマンの日本200名城登城記録

日本100名城、続100名城に興味をもった普通のサラリーマンが綴る登城日記。200名城の制覇は時間、体力、金銭に非常に厳しい旅行。だが、日本の歴史的遺跡・遺物の素晴らしさを知り、完全に登城した時の充実感を感じ、ついでにやたらと歩く運動不足の解消と仕事のストレス発散など、良いところづくめの面白さ。そのようなところを綴っていきたい。

カテゴリ:100名城 > 福井県

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100名城の23城目は福井県の一乗谷城。梅雨明け前の猛暑の中、福井・滋賀の1日4城巡りの2城目。丸岡城からなら、車で30分程度と近く、駐車場も砂利ながら大きいのがある。電車はやや不便で、JR一乗谷駅からは徒歩約30分、福井駅からは京福バスで武家屋敷前下車で目の前だ。
登城日は2018年7月1日。2回目の登城となる。福原町並み入口にてスタンプをゲットし、武家屋敷を散策する。
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朝倉氏はこの地を支配し、応仁の乱で荒廃した京都を逃れた人達によって栄えた。こう言った武家屋敷などにありがちな人形、何回見ても、結構好きかも。
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武家屋敷群を抜け、メインの一乗谷朝倉氏遺跡へ向かう。有名な門はいつ来ても感動する。
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朝倉義景の館には、10数棟の建物の他に、庭や公墓所などがある。義景の公墓だ。
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この一帯は、1573年に織田信長の攻撃で火を放たれ、ほとんどが灰になってしまったと言う。せめて、館の裏手にある高台から見るかつての朝倉氏の栄光を感じたい。
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この一帯は広く、全てを隈なく廻ると1時間以上は必要、復元された町並と朝倉氏館だけなら、30分程度であろう。スタンプは少々離れた朝倉氏遺跡資料館でも押印できる。時間があれば、立ち寄って勉強したいところだ。
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100名城の22城目は福井県の丸岡城。別名は霞ヶ城。梅雨明け前の猛暑の中、福井・滋賀の1日4城巡りのスタート1城目だ。順を追って更新していきたいと思う。1城目は現存12天守の1つ、楽しみにしていた丸岡城だ。電車なら、JR福井駅から京福バスで丸岡城下車ですぐ、車でも城址の目の前に駐車場があるので、猛暑でも苦にならない。
登城日は2018年7月1日。前日に車で福井に入り、朝一で気合の登城。登城口からはすぐに到着。黒い城が視界に入ってくる。
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1575年、織田信長が一向一揆平定のために近隣の豊源寺を攻略、翌1576年に柴田勝家の甥である勝豊が築城した天守閣は現存する最古のものと言われている。ただ、1613年に城主となった本多成重によって大改修された時のものではないか?との説もある。城内にある石碑にはそのような記述は無いが。
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その後、多くの大名が城主となるが明治維新まで8代に渡り、有馬氏が治める。残念なことに、明治以降は民間に払い下げられ、更には城門、濠や武家屋敷などが無くなってしまった。昭和の時代に入り、1948年の福井大地震で崩壊、5年後の1953年に古材の80%を使用して修理、復元され、現在に至る。
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この黒い木造の感じが素晴らしい。高さは22m、2重3層で屋根は瓦葺き、野面積の石垣も貴重である。
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天守内部は撮影可能。木造の渋さを感じる。眺望は高さのない平山城なので大したことは無かった。
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おまけとして、すぐ近くに、「日本一短い手紙の館」がなる簡単な手紙を展示している博物館?がある。公募もしており、ユーモアもあれば、結構、心に滲みる手紙もあり、夏などは暑さをしのぐにはもってこいの場所。スタンプは、霞ヶ城公園管理事務所にて押印できる。丸岡城は現存12天守ながら、アクセスも楽、登城も楽。実質、城しか残っていないので、時間は駐車場からの往復で長くて30分程度だ。
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