続100名城の41城目は福岡県の小倉城。別名は勝山城、湧金城。(ゆうきんじょう)11月末の3連休に有休を加えて、4日間11城の城巡り旅行。いよいよ、最終日の大ラス、11城目。2008年以来、10年ぶりの訪問だ。アクセスは、電車ではJR小倉駅から徒歩20分くらい。車は地下駐車場有り。
登城日は2018年11月26日。福岡城から車で昼食挟んで、2時間は掛からなかったと思う。街中に突如、現れる城址、案内に従って、地下駐車場(勝山公園駐車場)に止め、槻門(けやきもん)から登城開始。藩主、役人の他、家老や主な寺の住職のみが通行を許された門だ。
1569年、毛利氏が現在の地に城を築いたことから始まり、1602年、関ヶ原合戦の功労で入国した細川忠興が築城、約7年で完成した。細川氏の後、小笠原氏が代々の居城となるが、幕末の長州戦争で敗れ、自ら火を放ち、城内の建物等は消失してしまった。鉄門は、中老以下の一般武士が通行した門で、左半分は当時のものである。良く見ると、落城時の炎で石垣が赤く変色しているのがわかる。
正面玄関である大手門は巨石を用いて作られている。
本来であれば、スタンプは天守内にあるが、立ち入りできないので、この時点では小倉城庭園に設置されている。そこに向かう時には、壮大な模擬天守と石垣や堀が見れる。
小倉城庭園は、小笠原氏の別邸であった下屋敷(御遊所)跡を復元した大名の庭園と、当時の武家書院を再現したもの。
この時期は紅葉が素晴らしかった。近代建築物とのコラボ。
小倉城周囲も散策するのが良いと思う。庭園は勿論、八坂神社など。だが、意外と歩いてわかった水堀が印象的だった。
小倉城はポイントとなる見所のみなら、30分程度、庭園から周囲の散策までするなら、1時間程度であろう。2019年4月以降の天守閣のリニューアルを楽しみにしながら、帰路の福岡空港へ向かった。
これにて、11月末の4日間11城九州城巡り旅行は終了、スタートは二日酔いで大変であったが、全て計画通りに廻ることが出来た。
さて、7月からの4か月ほど、ぶっ続けで週末や休暇に城巡りをして、少々、疲れが溜まってしまった。この後の登城は、1か月ほど休憩し、12月22日から開催される「お城EXPO2018」に行くついでに廻る関東の続100名城の予定だ。恐らくは、寒さに耐えての登城、本当に厳しい200名城廻りだ。
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